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「ProTools」とは
米「
digidesign
」社が発売する、パソコンをベースにしたデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)。DSPカード(PCI)・ソフトウェア・ADDAコンバータ・ハードディスクなどを組み合わせて、自分の用途にあったシステムを構築することができます。現在、世界的に普及しており、今後の音楽制作において重要な存在であることは間違いないといえます。
日本での普及もかなり進んでおり、ほとんどのレコーディングスタジオで「ProTools」が導入されています。逆に言えば、「ProTools」がなければ、そのスタジオに仕事が入らないといった状況さえ生まれてきているのです。
「ProTools」の機能として、大きく2つが上げられます。それは、「レコーダー機能」と「ミキシング機能」です。
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レコーダーとしての「ProTools」
トラック数
ハードディスクレコーダーですから、文字通り録音、再生ができます。扱えるトラック数は、128トラック。しかし、同時に出せる音の数は、64音です。この辺はシンセサイザー的ですが、うまく使うと128トラックが可能というわけです。
ランダムアクセス
テープレコーダーと違い、「ProTools」の場合ハードディスクを使用しているため、アクセス時間が非常に短時間になります。巻き戻しや早送りといった動作が、瞬時に行えるのです。これによって、作業の時間短縮かがはかられています。
EDIT画面
従来のテープに録っていたときと大きく違うところは、音の状態が目で確認できるところです。また、自由に編集ができるためオーディオをシーケンスデータのように、切ったりはったりする事が可能となりました。
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ミキシングコンソールとしての「ProTools」
レコーディングスタジオというと、ミキシングコンソールが目に浮かんできます。つまみがいっぱいついたあれです。「ProTools」には、あのでっかい機械の機能が搭載されています。あんなにでっかい機械が、パソコンのディスプレイの中に収まってしまっているのです。何とも衝撃的。
チャンネル数
レコーダーのところでも触れましたが、扱えるチャンネルは128チェンネルです。レコーディングスタジオにあるコンソールは、だいだい64〜72チャンネルぐらいですから、十分すぎるほどの数であることは明らかです。
プラグイン
「ProTools」ではプラグイン・ソフトウェアを組み込むことによって、様々なエフェクター機能を追加させることができます。digidesign社だけでなく、多くのデベロッパーが開発・販売しており、一般的な物から個性的な物まで多種多様です。また、1つのソフトウェアで複数のチャンネルに使用できるため、経済的です。有名なプラグインとしては、ギターアンプのシュミレートをする「AmpFarm」、ピッチを修正する「AutoTune」などがあげられます。「ProTools」が広まったのはプラグインの豊富さ、面白さという理由もあるようです。
オートメーション
従来のアナログコンソールでは、オートメーションできる部分として、フェーダー/ソロ/カットの3種類ぐらいでした。が、しかし、「ProTools」の場合、ミキシングコンソール部分のすべてがオートメーションとして記憶させることができるのです。プラグインのパラメーターさえも覚えさせることができます。
さて、いかがでしょうか。
ここに書き上げたことは、「ProTools」の特徴のほんの一部分です。これだけ読んだだけでもすごいと思いませんか?今では「ProTools」の存在は当たり前のようになりましたが、初めてみたときには開いた口がふさがらない状態でした。
もし、みなさんの中で「ProTools」に興味を持ち、自分でも使ってみたいと思った方は、フリー版の「ProTools」が
webサイト上
でダウンロードできます。ひとつ前のバージョンですが、機能的には製品版とほとんど変わりません。ぜひ試してみてください。
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by 下山 由多可
2001/9/6 wrote
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